年末ご挨拶

今年もあと数日となりました。新型コロナウイルスに翻弄された1年となって、苦しい状況に追い込まれた人もいるかもしれませんが、常に前向き思考で、乗り切ってほしいと思います。

私も、今年は開店休業状態になりました。でも、それが悪いと言い切れません。その間、原稿を書き、『利他の功し』の出版に繋がりましたから、このような期間も、私には必要な期間であったと思うようにしています。

10月の出版を終えた途端、不思議と11月ころから仕事が忙しくなってきました。そんな状況をつらつら考えますと、何か、守ってもらっているような感じを受けます。

人は一人では生きていけませんね。何かしら助け合って、生活をしています。それを強く意識しますと、生きているのではなく、生かされているというように感じられます。生かされているなら、お役に立たないとと思えます。お役に立つことをするから、またより良く生かされるという好循環が生まれるのだと、私は考えています。

どのように感じ、どのように考え、どのように行動するかは自由です。しかし、それに起因する結果は、すべて自分の責任と受け止めなければなりません。

コロナ禍のこの状況をチャンスに変えて、成長している企業もあります。自らもそうなれるように、発想の転換で、ピンチをチャンスにしていきたいと思っています。過去は変えられませんが、未来は自分次第で変わるからです。

これが今年最後のブログとなります。来年が良き年となりますように祈念致します。  和合実