物件情報の出所

 同じ物件情報でも、誰の持込情報かで優先順位が変ります。たとえば、過去に取引実績のある人で、気心が知れている場合は 

安心感がありますので、私の動きも早くなります。それは、無駄な時間を費やさなくて済むからです。

 信頼性がないというのは、売主の意向をしっかり把握できていない情報や、質問をしても返事がない、あるいは時間がかかるというケースを指します。

 先に仲介業者が3社入りますと、もう見に行くこともありません。いくら物件がよくても、経験上まとまらないと感じるからです。

 また、買主にとって、最低限必要とする情報が何であるかもわからない仲介業者さんも多いのです。その場合、業者さんとの会話は疲れるものです。

 勉強不足の仲介業者さんにあたると、纏めるというのは簡単ではないのですよ。  和合実