駅近ワンルーム20㎡5万円とバス便1LDK35㎡5万円

 私と新入社員Y君の会話。私「君はどこに住んでいるの?」 、Y君「・・・です。」、私「JRそれとも私鉄?」、Y君「JRです。」、 私「駅から近いの?」、Y君「バス便です。」、私「どうして便利な駅近物件に住まないの?」、Y君「駅に近い物件は家賃が高いからです。予算5万円で、どうしても少し広めの1LDKを探すとなるとバス便になるのです。」、私「不便はない?」、Y君「会社まで1時間ですし、駅近の必要性はそれほど感じません。」

 以上ですが、皆さん何かきづかれましたか?不動産投資をするほとんどの人が、駅近のワンルームマンション一棟物を狙っていますでしょう。そうしますと競争が激しくなって物件価額は上昇します。反対にバス便は大方敬遠されますから、物件価額は相対的に安くなっているように思います。すなわち利回りは良いのです。求めるものがマンションでしたら、人気エリアのバス便も今後のねらい目かも知れませんよ。銀行の担保評価も高いので、今でしたら都心物件より融資はつきよいのです。キャッシュフローがプラスでしたら、あとはキャピタルロスを出さない工夫をすればよいのです。物件は間口ができるだけ広いほうが良いですよ。借入れに工夫しましょうね。自分の会社を作っておきましょうね。さてこれらの意味のわかった方は、私の言わんとするところを理解した人です。これをヒントに応用できますでしょう。求める物件に幅ができるはずです。バス便物件も見方によっては面白いということです。理解のできなかった人は、バス便はこれまでどおり見送ったほうがいいかもしれませんね。和合 実