金利下がる

 9月実行の融資金利は下がっています。長期固定金利ほど下げ幅は大きく、5年で大体0.3%ぐらいです。 これは米国のサブプライムローンの焦げ付きが原因かと思われます。株価の暴落に始まり、世界中の金融市場に激震が走りましたね。この影響で、日銀は公定歩合を据え置きました。

 市場では9月にも金利上昇を見込み、それを織り込んでいましたので、その分下がったという見方ができます。反対に金融市場が落ち着きを見せますと、いずれは0.3%の上昇はあると見ておかなければなりません。日銀の福井総裁は何とか金利を高めたいと思っているのが発言からわかります。

 参議員選挙で民主党が躍進したことで、津島税調会長は早々と年末の税制改正での、消費税率UPと法人税の税率Downを諦めました。収益不動産の購入に関しては、今は一つのチャンスかもしれません。 和合実