スリップ事故

先日、Aさんの所有物件の敷地内で、雪の凍結によるスリップ事故があったと現地警察から連絡があったそうです。そのドライバーは高齢者で、車がスリップしたときにハンドル操作がうまくいかず、フェンスに追突し、フェンスの支柱が曲がって、隣接地側に傾いているとのことでした。

幸い、ご本人や同乗者に怪我はありませんでした。お話を伺っていて、加害者が事故を起こしてしまったことより、加害者のその後の対応が少しまずいと感じました。

こういう場合、出来るだけ早く被害者であるAさん(加害者は警察からAさんの電話番号を聞いていました)に連絡して謝罪すべきなのに、この加害者は自動車を購入したディーラーに連絡し、そこで保険に入っているからと、そこに任そうとされたのですが、事故当日とその翌日は、自動車ディ―ラーがお休みで、休み明けに対応しようと考えておられました。

加害者は高齢者で、気落ちしておられるのもわかりますが、だからと言って、2日もほっておいていい訳がありません。人の振り見て我が振り直せのごとく、誰もがいずれは高齢者になりますから、気を付けなければと思いました。  和合実