解体作業

近所で2件の建物解体工事がありました。どちらも大変な解体工事と見受けました。一つは、RC造の4階建てでした。工事作業車の入る余地を敷地内にまず作り、そこから解体作業が行われましたが、約1か月近く掛かって完了となりました。

その間、私の自宅まで、振動やホコリの飛散がありました。現場から50mは離れていますが、それでも振動するものですから、周辺民家はかなりの振動であったろうと推察されます。

もう一つは、もっと近くで、ここは前面道路が狭いのに人通りが多いものですから、朝は通勤通学時間帯が過ぎてから作業を始められ、その分、夜は8時ころまで解体されるので、夕食時分の騒音には、まいりました。また、作業車が入らないので、最初は手ばらししていましたが、予想以上に日数もかかり、最後の方は焦ったのか荒っぽい作業をされて、隣の家は壁を傷付けられていました。もちろん、そこは補修されましたが、作業が完了してから、1か月以上の後のことでした。

お互い様という思いもありますから、あまり文句を言うわけにもいかないと、近隣の方々も、かなり我慢されていたことであったと思われます。でも、もう少し気配りや作業のやり方にも工夫があってしかるべきと思いましたが、それができるぐらいなら当初からやってますかね。

すべての解体業者がこうではなく、きちんとされる業者も知っていますが、解体費をケチるとこういうことになる傾向があります。解体はつぶすだけですから、そこに費用をかけたくないのが人情ですが、特に人口密集エリアでは周辺住民への配慮は欠かすべきではないと感じました。 和合実