先日、新刊を出しましてから初めての講演をさせて頂きました。それは、ある会社の社長さんからの依頼でした。若手幹部社員向けの講演で、参加者には、事前に「利他の功し」を読んでもらっていましたので、それを前提に利他とは何かを、本にはない事例もあげて、90分の講演を致しました。
少人数の大学ゼミのような感じでしたので、参加している方々にも、利他とは何かを自ら考えて頂く場面を作って進めました。講演が1時間を過ぎたころには、参加者の眼差しが心なしか優しくなったような感じがしました。
講演終了後、心が温まりましたと感想を言って頂き、利他の本質をとらえて頂けたのかなと、うれしくなりました。深い利他は美しく感じられます。そこまでの利他ができるようになりますと、本人自身も幸せになれますし、そのような社員の多い会社は発展すること間違いなしです。
私はそれを心から信じて講演をしています。利他という言葉自体を初めて知ったという人もいましたが、しっかりと利他の精神は伝わったと感じました。和合実
