セミの鳴き声

2週間ぐらい前から、蝉(せみ)の鳴き声が大きくなってきました。夏の風物詩ですから、私は気にならないのですが、ご近所迷惑にならないかと思うほど、朝早くから、うるさいです。おそらく2~30匹は居そうです。

蝉の成虫の寿命は、長くて1ヵ月くらいで、短いものは、1~2週間と言われています。でも、幼虫の期間が2~5年で、土中にいるのです。自宅の庭の木に蝉がたくさんいるということは、土中に幼虫が蝉の数以上にいる可能性があります。

10年以上きれいな紅葉を見せてくれた、枝垂れ紅葉の木が枯れました。原因は、地中にいた幼虫で、数十匹いたと思います。それがセミの幼虫かどうかわかりませんが、これらに根を食われてしまったことが、原因かと思いました。

きんもくせい、花水木、レッドロビン、中には、バラの木にとまって鳴いている蝉もいます。ご近所では、私の自宅庭でしか、蝉も鳴いていません。通行人の方は気にも留めていませんが、小学生が網を持って、蝉を取りに来ることもあります。人が近付くと、びっくりして飛び廻っています。

鳴いている期間は、8月下旬くらいまででしょうから、蝉の成虫の短い期間鳴の儚さを思い、精一杯鳴てくれと思って、鳴き声を聞いています。 和合実