山形県に行ってきました。

先日、山形県に行ってきました。山形は関西の人にはなじみが薄いかもしれませんね。私も関西人なので、以前物件を見に行ったのが最初でした。山形県には、空港が二つあって、山形空港は内陸部、庄内空港が日本海側にあります。

山形市には山形空港が近いのですが、酒田市や鶴岡市には庄内空港が近いのです。同じ県でも、江戸時代までは、藩が異なりましたから、文化も違えば、人的交流も少なかったわけです。そこには標高2000m級の月山があって、

この山越えが交流を阻んでいたと思われます。今では高速道路もできて、山形空港から庄内空港まで車で約2時間で行けますが、雪が降りますと、山は豪雪に埋もれますので、車の往来も少なくなります。ですから、今でも一つの

県でありながら、文化が違うといわれています。大阪からは山形空港への直行便はありますが、庄内空港への便はありません。ですから、日本海側に行くには、山形空港に行って、レンタカーで移動するのがいいと思います。

そういうことでレンタカーを借りて、日本海側にも行ってきました。今回の物件視察は残念ながら見送り判断となりました。遠方まで来て収穫がないと疲れも出てくるのですが、大阪では見られない庄内平野の見渡す限りの田園風景は

圧巻で、渡り鳥がロシア方面から飛来してきていて、田んぼで虫を啄んでいる姿が、あちらこちらで見られました。昔の日本の原風景を見ているようで、心が洗われたような気分になりました。

今回は、いくつかの目的をもっていきましたので、他の目的は果たせましたから、行った甲斐は十分にありました。実は、私は山形県が好きなのです。すでに数回仕事で行って気に入っています。

いずれのんびり山形県内を旅行できる日の来るのを楽しみにしています。  和合実