あけましておめでとうございます

皆さん、正月3ヶ日はいかがお過ごしでしたでしょうか?

私はのんびり自宅で休養していました。その間、今年はどのようにビジネスを組み立てていこうかということも考えていました。

新聞を読んでいますと、景気を回復させたいという安倍政権の意気込みも感じられました。不動産価額は株価に連動するように上昇しますので、株価が一つの指標になります。

これは都心部の需要の高いところに限定されているのが、今回の動きの特徴です。地方都市の人口減への対策も掲載されていましたが、マクロ的に見ますと、何をしても大きく変わらないような気もします。

ただ、何もしないより時間的にその影響を減らせるぐらいかと、冷めた見方になってしまします。それぐらい人口減の影響は大きいと感じます。でも、そこにビジネスチャンスはあると思っています。

今年から相続税が増税されます。そのためか、新聞広告には土地活用を宣伝する広告も散見されました。これから相続税対策のためにマンション建設をする人は、将来やめておけばよかったと思う人が多くなると思います。

先を見据えて、自分の所有地の価値を客観的に考えないと、失敗をする可能性が大きいと思えます。不動産に関する勉強をしない地主さんほど、おだてに弱いものです。そういう人に限って土地活用の営業マンにかかれば、

マンション建築に踏み切るのでしょうが、ほかに選択肢もあることを知ってほしいものです。

今年は1月2月にかけて銀行で4回ほど講演をします。これまで講演ではしなかった店舗物件の魅力について積極的に話をするつもりです。

景気が回復してきますと、不動産購入意欲が高まってきます。それはそれでいいのですが、そのあとの景気後退期に優勝劣敗がはっきりしてくると思われます。

すなわち、今まで以上に不動産の見定めが非常に大事ということです。私は不動産投資の完結時点をほぼ定めました。そこに向けてどう行動するかを思惟した正月3ヶ日でもありました。 

ということで、今年もよろしくお願い申し上げます。 和合実