なかなか進まない案件

不動産仲介をしていて、スムーズにいくことのほうが少ないのですが、なかなか前に進まない物件というものもあります。要するに、売買に際して諸条件が整っていないということです。

この諸条件に売主以外の第三者が絡んできますと、遅々として進まないということがしばしばあります。こういう物件で、本当に位と思わなければ、そこで止まってしまいます。

でも、これは思うものは、突っ込んで調整していきます。

先日も難しい案件があり、調整するのに時間がかかりました。出来上がりますと、ほっとします。でも、そういう物件はまとまるといい物件であることが多いのです。

難しいから価額が通常よりも割安であったりするわけです。いいなと思った物件で、まとめるのに時間のかかった物件は、どれもよかったと思います。

反対に即断で決まって、スムーズにいった物件にもいいものが多いです。そうしますと、通常の流れで買える物件はそれほどよくないという論法になります。

その論法が正しいかどうかは別にして、難しい物件と即断した物件に比較的いいものが多いというのが私の経験からの思いです。  和合実