空振りもあります。

先日、札幌に行ってきました。区画整理地の中の角地500坪以上で、前面道路幅員が20mの4車線あり、物件概要書をいただき、これは店舗用地としていけると思って現地に行ったのですが、今回は見事に見込み違いでした。
 
4車線道路に車がほとんど走っていませんし、周りを見てもさびしい感じがしました。同じ区画内には店舗もあるのですが、私がイメージしたテナントは来ないとすぐに判断できました。

無駄足のように思えますが、こういうことも時々あります。こういうときは、すぐに気持ちを切り替えます。せっかく札幌まで来たのですから、帰りの飛行機の時間まで、札幌市内を散策することにしました。

一番気に入ったのは、北海道大学です。とにかくキャンパスが広大で、移動が大変だなと思いましたが、大きなキャンパスの大学に対するあこがれのようなものがあって、大学受験の時に北海道大学を見に来ていれば、

ここを受験しようと思ったかもしれません。でも、寒さに弱い私は知らなくてよかった。まあ試験を受けても通らなかったでしょうから、空想だけにしておきます。

敷地内には、ロシア語でしゃべっている留学生もいました。さすが北海道です。ロシアは近い国なのかもしれません。

並木通りでは、年配の女性グループが歌を歌いながら歩いてきます。学生時代を思い出しているかのようでした。私はクラーク博士の胸像前で、思わず立礼をしてしまいました。大きな功績を遺してくれたお礼です。

今度いつ札幌に行くかわかりませんが、できることなら夏に来てみたいと思いました。 和合実