今回は、収益マンションと融資のお話です。

物件はバス便ですが、閑静な住宅街に位置し、分譲マンションの多く建っているエリアの平成築の賃貸ファミリーマンションです。物件価額は固定資産税評価額ぐらいですから、資産価値はあります。ネックは戸数が少ないので、
空室がありますと、融資額に大きく影響を与えてしまうことです。
 
先般、この物件に買い付けが入りましたが、融資審査が長引いて契約に至りません。融資を依頼された銀行では、融資案件が増えていて、審査に通常の3倍以上の時間がかかっています。これほどでなくとも、他の銀行も融資審査をする物件は増えてきているようですから、融資条件付きでは売主さんに待っていただけないケースが出てきているのではないかと思います。

購入したい物件が見つかってから構えていたのでは、現金買いの人や融資条件なしの人に遅れを取りますから、個人の与信審査は先に済ませておくほうがいいでしょうね。私も融資審査を受けています。スムーズにはいきません。その話はまた別の機会にしたいと思います。  和合実