迷いの払拭

先日、Yさんから「購入に前向きになっている物件があります。最終判断のために先生のコメントをいただけませんか」と 電話がありました。

物件は遠方ですし、見にも行かずして答えるのはおこがましいのですが、どうしてもということで、コメントをさせていただきました。

結果は購入されました。購入されたことには自己責任を重々ご存知ですが、判断に誤りがないかを確認されているわけです。

物件の価値を正しく評価できているか、見落としている点はないかと、買う前の迷いは誰にでもあるものです。

私が物件を購入するときも同じです。私自身の究極の判断基準は、売るときに損をしない、あるいは損をしにくい物件かどうかです。

そこは同じ価額でも物件によって変わってきます。仮に、同じ物件を同じ価額で買ったとしても、また売却時も同じ価額で売れたとしても、利益が出るケースと損が出るケースがあります。

その辺の理屈がわかると、買い方もわかってくるのです。 和合実