債権回収

 貸付資金の回収を図るため、不動産業者さんが事業用として仕込んだ土地を売却させようとしている話を聞きました。いわゆる、貸しはがし です。事業推進の遅れと、おそらく他の資金の返済が詰まった状況にあることが想定されます。

借り手が、予定通りにことを運ばないから悪いといえば、それまでですが、時に予定通りにいかないことはあることです。

貸し手の返済遅れに対する動きは、例のモラトリアム法で、金融機関も手が出せない状況と聞いていますが、今回は例外なのかも知れません。

これがノンバンクからの借入であれば、有無を言わさず資金回収にかかります。そのスピードには、待ったなしです。

計画が甘いと厳しいものです。それがわかっていても、ここからしか借入ができなければ、借入れするのです。

ニーズのあるところに、商機ありで、どちらがいい悪いでなく、これがビジネスの世界ということです。 和合実