まもなく宅建試験

 10月21日は、業界人には必須資格の「宅地建物取引主任者」の試験が行なわれます。今追い込みをかけている人は多いでしょうね。そんな人にちょっとアドバイスをします。 試験には受験者と出題者がいます。受験者数が増えると出題者は、落とすための問題を多く出題します。反対に受験者が少ないときは、落とすための問題は少ないのです。どちらにしましても、その手の問題は出ますから、そこを飛ばして後からするのがいいと思います。合格ライン上に多くの人がいますと、そのラインを決めるのが難しくなりますでしょう。今年は、受験者が多いのか、少ないのか私は知りませんが、出題者の気持ちで考えることが必要です。

 試験会場で上がり症の人は、特に問題をしっかり読み込むことです。出題者が何を求めているかを読み込んでから、答を見つけ出すのがいいと思います。のんびりはいけませんが、慌ててもいけません。試験時間を出題数で割って、5問あたり、何分で解かないといけないかの把握は必要です。そのとき、最後に10分は見直し時間として、先にとって計算してください。これだけ準備するだけでも、気持ちの余裕がでると思いますよ。そして、周囲の、ページをめくる音や、スピードに惑わされてはいけません。時間配分どおりのペースで進めていけばいいのです。ご健闘をお祈りいたします。  和合実