景気の拡大、いざなぎ景気(57ヶ月)に並ぶ

H18.10.13 日経朝刊  戦後最長のの景気拡大が続いている。一説には今後2~3年は続くとの見方もある。これまでの景気と違うのは輸出がこの景気を牽引していることです。 アジアの経済成長、特に中国の10%前後の高成長が、日本の輸出に貢献している。しかし名目成長率は1.0%と低い。そのため景気の拡大といわれても実感がない。企業収益の中から人件費に回す割合を示す「労働分配率」は低下傾向。まだまだ給与の上昇したところは少ない。預金金利は上がったといっても微々たるもので、消費に回すほどもない。ですから不動産投資への関心は高まる一方です。その最前線にいる私の懸念は不動産価額の上昇です。都心部から始まった地価の上昇は郊外にも及びだした。でもどこもかしこもという状況ではない。上昇する地域の特徴も徐々に見えてきた。次の狙い目も見えてきた。関東に比べると、関西はまだまだこれからという感じもする。今年中に私も物件取得を考えようかという気になりました。景気の拡大基調が続くなら、地価の上昇はまだ続くとみます。上がるところの先回りができれば損はしない。儲けに走らず、今後も『失敗しない不動産投資』を目指したい。 和合実