見落としていた行動エリア外の商店街

 商店街といいますと、どこもシャッター通りといわれる傾向にあり、店舗物件の出物がありましても、一般的には見送るケースが多いのです。 でもたまにいい物件もあります。出口の見えるお買い得物件というのもあるからです。大阪には元気な商店街がいくつかあります。日本一長い商店街、天神橋筋商店街は元気です。ダイエー(主婦の店)発祥の地、千林商店街も元気です。元気な商店街は大体が店舗数の多いところです。すなわち商店街が長いのです。そのほかにも元気なところはありますが、京都や神戸になると良く知りません。京都では京都の台所、錦市場ぐらいですし、神戸なら元町商店街ぐらいです。それが今日ある商店街のはずれにある物件を見てきたのですが、それがなかなかいいのです。久しぶりに「これはいける」という勘が働きました。帰りに商店街の中を歩いてみましたら、すべてのメガバンクの支店がそろい、優良地方銀行の支店もありました。それに有名チェーン店も数々出店しています。空き店舗の賃料募集を見て驚きました。なんと木造2階建て一棟貸しの募集賃料は延べ床面積約50坪で月100万円、保証金1000万円と書いてありました。正直「うそでしょう」と思うような値段です。ここには滅多に行くことはありませんので、私の行動エリアから完全に抜けているところなのです。理由を考えてみましたら、なんとなく気づくところもあります。これは面白いことを発見したと思い、私の行動エリア外で、まだまだ見込みのある商店街が埋もれているかも知れないと思い、探すことにしました。都心部に目がいき過ぎていたのかも知れません。都心をはずれますと地価はまだ意外と安い。その割りに賃料単価が高いということは収益性が高いということですから、掘り出し物の店舗物件があるかもしれないということです。ちょっとわくわくしてきました。とりあえずこの物件を至急検討することにします。  和合 実