国立社会保障・人口問題研究所の人口推移予測

先日、国立社会保障・人口問題研究所から2055年にはに日本の総人口が9000万人を割り込むという報告書が出された。女性が一生涯に出産する子供の数を合計特殊出生率で表し、 今回は1.26で計算している。先の年金法改革時に使った数値は1.39でしたから、年金にも影響が及ぶのは必至です。今は3人強で1人の年金受給者を支えていますが、2030年には2人で1人、2055年には1.3人で1人を差支えることになるようです。そのころの65歳以上の高齢者比率は40%を超えると推測しています。このことはどう不動産に影響を及ぼすことになるか、よく考えてみる必要がありそうです。その時代まで私は生きていないと思いますが、30代の方はまだ生存している可能性が高いでしょう。急にこの状態になるのではないですね。10年後位から、はっきりとした傾向が出てくるでしょうから、それまでには自分なりの方向性を出せるようにしておくことが肝要かと思います。和合 実