本には書けない裏テク

 私の著書2作目の「出口からみる収益不動産投資」で、タイプ別に不動産を分類し、実例を挙げて私の見方・考え方を著しました。 もちろんこれですべてではありません。例示ですから、ここに含まれない物件もあります。駅から遠いだけで「ダメ」というものでもありません。不動産には同じものが二つとしてありませんから、優良物件の5要素等から総合的に判断して、物件価値を決めるのです。すなわち、価額に見合う物件価値があれば、それはそれでいいのです。その価値をどう見るかによって、価額は変わると考えればよいでしょう。売主より、あるいは他の購入者の見えてないところの価値を見出したら、価額は安く感じることもあります。そのときは「買い」です。

 不動産購入に際し、同一物件を買いたい者同士で競り合うことがあります。そのときには値段が釣り上がっていくこともあります。そのときにはどこかで折り合いをつけないといけません。そんな場合でも、私の意識の中にはWIN-WINがあります。落としどころを見つけるのです。さてどうするか?この答がわかったあなたは不動産のプロと認定します。 さて、何人の方がわかるかな?和合実