ひと目ぼれ物件

 物件を見に行って、その物件にひと目惚れをしたことがありますか?お勧め物件とは違った感情がそこにはあります。 自らが気に入ったと思えると同時に、その物件が自分に買って欲しいと思っていると感じることができたら、よりその物件を取得したくなります。この場合、多少の無理は覚悟のうえです。その覚悟とは、その物件を取得した場合に、どのような事態になるかをシュミレーションして、取得することの意味を理解したうえで購入することです。

 単に取得して終わりでなく、そこで無理をしますと、次の展開に支障をきたす場合があります。そのことを理解しないで、取得してしまいますと、あとで後悔することにもなりかねません。しかし、その意味を理解しますと、覚悟できていますから、問題点も承知している訳です。ですから、後悔はないのです。せっかく取得しても、あとで悔いが残るようなら、その不動産にとっても不幸なことです。購入時に感じていた愛情が失せてしまうからです。

 問題点がわかっていますと、その問題点を解決する手法を考えるようになります。解決のために努力するのです。そのことが楽しいと思えるのでしたら、ひと目惚れ物件の取得もありかなと思っています。人も出会いなら、不動産との縁も出会いです。相思相愛になれましたら、道は自ずと開けてくると思います。もし、みなさんの中でそんな物件に出会われましたらご一報下さい。和合実