土地を高値で売る手法の一つ

数年前、商業地で容積率600%の角地100坪をあるデベロッパーが購入しました。そこに1LDKのマンションを建築予定でしたが、隣はどうも空家のようなので、ここも買えないかと考え、 直接所有者に声をかけたのです。先に購入した土地の坪単価は300万円です。隣は間口もあまり広くない50坪の土地です。前面道路の幅員は6mです。この場合皆さんはいくらで買いにいきますか?おそらく単独物件として購入するなら、坪210万円いけば良いほうかもしれない時期でした。しかしこのデベロッパーの提示額は270万円です。すなわちここを購入する者が角地所有者であるため、出てきた金額です。反対に言うと隣地の所有者が角地を買えば、自分の土地の価値が角地として評価され、価値を高めることができるのです。それには条件がありますが、一般論としては成立ちます。隣が売られるときは、資産的価値を考え、一緒に売るか、あるいは自分が買ってから売ることも一考に価するということです。  和合実