一つの目安

物件購入を検討する際、何が決めてになるか自分でもわからないという方も、初めて収益不動産を購入される方には多いのではないかと思います。そのとき、他に買いたい人がいるかどうかが一つの目安になります。ただし、ほかに検討している方に先に買われてしまっては、 

元も子もなくなりますから、競合があるかどうかを知ることが重要です。他の方も買おうとしているとなりますと、購入に安心感も生まれてきます。それを仲介業者さんに尋ねられても、「あります」と言われるのが常です。よほど信頼関係ができていないと、事実はわかりません。いつその情報が出たかがポイントです。売り情報になって、時間がたつ物件は、興味を持つ人が少ないということです。ただし、その理由が価額だけの時には、下がったときがチャンスになります。ですから、情報が出て間のない物件の見極めが大事ということです。買えるチャンスがあって、後になって、早く判断すればよかったということにならないようにするためには、融資額、融資期間、金利等を銀行に聞くまでもなく、知ることが重要になります。ここが決め手になることがよくあります。収益不動産を複数買っておられる人は目安を持たれています。そうなるには、経験を積むしかありません。はじめての時は、特に思い切りが必要になります。そこが買える人と買えない人の差であると思います。  和合実