顧客層の変化

 過去、収益不動産を購入された顧客には、給与収入以外のもう一つの財布として、家賃収入を得たいと考える会社員も多くいましたが、 近年その顧客層が変わってきました。

実績ベースでは、この不況の中でも会社の業績が非常によく、利益を繰り延べするために購入する人、買換えで購入する人、相続税対策で購入する人、会社の業績安定化のため購入する人、時間の有効活用を考えて購入する高収入の人等です。

その理由は、サラリーマン大家さんが購入できる物件が少なくなってきているからかも知れません。また、低金利を提示できる銀行ほど、融資に関しては平均的な会社員に冷たくなってきている事情もあります。

会社員が買おうと思えば購入できた時代は過去のものになりつつあるのか、会社員の復権はあるのか、先のことはわかりませんが、時代は絶えず変化しています。変化が止まらないのは確かです。 和合実