利回り格差

 先日、東京の収益不動産について話をする機会があったのですが、3億円以下の物件では、求められる利回りが2~3%関西より低いのです。  築20年のRC造のワンルーム物件で、表面利回りが7%前半で取引されたといわれ、しかもその物件の専有面積は17㎡弱で、ユニットバスは3点式のものでした。
関西では考えられないことです。

関東では売り物件が少なくなり、買いたい人が多いようです。関西ならこの手の物件でしたら、最低でも10%以上の利回りがないと売れないでしょうね。ですから、東京の人が、関西の物件を求めるケースもあるのです。

不動産価額の上昇機運は、やはり関東から出てくると思います。今年後半の東京の不動産価額を注目したいと思っています。 和合実