入居者の動き

 国公立大学の合格発表が3/8から始まり、それにつれて新入生の住まい探しもピークを迎え、そろそろ学生向けワンルームの動きは最終局面です。 一般的には不景気で、親からの仕送り額が減少し、できるだけ家賃は抑えたいというのが学生の本音のようです。仕送り額は、10万円までというのが多いようです。ですから、関西では共込5万円までの家賃という希望が多いようです。

でも、有名国立大学周辺では、気に入ったマンションがあれば、家賃が高くとも入居する学生は比較的多いようです。親の年収が高いということが、その要因といわれています。

景気の後退で、会社業績が落ちているところは、年収ダウンは当たり前となり、今年も年収アップの望めない会社員が多いのではと想像されます。

大家業でも、流れに任せていてはジリ貧です。経営の視点がないと運営が難しくなっていきます。特にCFが悪くなるようでしたら、先を考えての決断が必要になると思いますよ。 和合実