銀行によって査定額が異なる

 最近の傾向としまして、銀行による物件の査定額や融資額が大きく異なるケースが増えてきているように感じます。物件の査定額は、その物件そのものの 

評価ですから、そう大きくは変らないはずなのですが、ある物件では20%以上も開きがあります。

 融資額は個人の属性によって異なることは以前と同じですが、銀行の見方は一層厳しくなっています。

 今年3月まで銀行から融資利用をお願いされていた顧客が、今ではその銀行はその顧客に融資を渋っている節が見受けられます。

 与信の高い人には、物件価額の90%以上の融資をする銀行もありますが、一般的には会社員の場合、70~80%を上限とする銀行が増えてきているように思います。

 会社員にもそれ以上の融資をしてくれる銀行はありますが、金利が高いのです。それでも良ければ、融資を受けられないことはありません。但し、いいことばかりではないことも知らないといけません。  和合実