難問解決に燃える

 業務を完結するには、知識と知恵が必要な場合がよくあります。その理由は、マニュアル通りにいかないケースがあるからです。私はこの手の仕事を得意としています。いつもできるとは限りません。でも時折挑戦したくなるのです。誰でもできる仕事より、 そういう仕事に不思議と燃えてしまうのです。

  難しくてもやり遂げないといけないとき、何とかできる方法はないかを徹底的に考え抜きます。一旦結論を出して、やってみます。でもそのときはうまくいかないことも多々あります。その場合、何がいけなかったのかを追求し、再度考えます。一度目を踏まえて、また知恵を搾り出すのです。状況判断しながら途中で発想を転換することもあります。突拍子もないことを思いつくこともあります。そしてやってみます。それでもダメなら、再度知恵を搾り、そこからまたできる方法はないかと考え、積み上げていくのです。そうしますと、解決策が見つかることがあるのです。

 このようにして、何度も難易度の高い仕事を仕上げてきました。簡単ではありませんが、やりがいを感じます。引き受けた仕事は、簡単には諦めない主義です。できないこともありますが、ある程度踏み込みますと、できるかできないか見極めが付きます。可能性が30%あれば、時間をかけてもやります。但し、簡単にはお引き受けは致しません。正当に能力を評価してくださる人や、結果責任を取ってくださる人でないと、やらせていただこうと思わないのです。信頼関係がないとできないこともあるからです。今またそのような仕事がきています。知恵を搾って解決策を見つけられるか、挑戦したいと思っています。 和合 実