物件見学の要領

物件概要書で気になる物件にあたりましたら、現地に見学に行きます。そのとき一人で行くより、不動産購入を考えている友人、あるいは既に物件を所有している友人と行くことをお勧めします。 互いに意見を交換し合うことで、気づききれなかったところが見える場合もあるからです。そのとき注意してみるべきポイントで忘れてはならないことは、その物件だけを見るのではなく、隣接地を確認することです。将来隣地の人に物件の売却を考えたり、あるいは隣地の購入を視野に入れて見ることも重要です。将来のプラス要素になることもあります。入居者にご迷惑のかからないように見ることも、エチケットとして心得ておいてください。また売主の売却理由や購入の決め手は何であるかを慮ることも忘れず、見学してください。購入してからのメリット・デメリット、出口も検討してください。こういう見方を繰り返すことで、いざというときに早い決断ができるようになると思います。 和合実